メディア掲載のお知らせ
当社、代表が㈱物流産業新聞社様の取材を受け物流Weeklyの記事になりました
2013-12-16
物流Weekly2013年12月16日号
軌跡 リレーインタビュー 社員にとって良い会社を
青翔運輸(埼玉県北葛飾郡杉戸町)の古谷隆之氏は、35歳で社長に就任。同社を率いて4年目となる。
22歳で同社に戻ってからは、グループ会社の運営や新規営業所の立ち上げに携わってきた。「電話帳を片手に、取引先や協力会社を探した」と、縁のない土地にでの営業に苦労したというが、同業他社からも、「一緒に仕事するうちに信頼され、専属でやりたいとと言ってくれるようになった」と徐々に運営は軌道に乗って行った。
「その頃は、顔を覚えて貰うために週に6日、7日と色々なところに顔を出していた」という同社長。同じ配車係という立場で、一緒に顔を出していた業務部長とは、「切磋琢磨し、しんどいときを一緒に乗り切ってきた。今も安心して社内を任せられる」と話す。他にも、「創業時からのメンバーである常務や、総務部長として勤務する義弟が屋台骨を支えてくれている」と言う。
「会社を創ってくれているのは、こうした経営幹部も含めた社員全員」だとし、「先代同様、大切にしたい」と給料は手渡しにこだわっている。約100人の社員と、給料日をコミュニケーションの機会として大切にしている。
社長に就任してから、社員の声を一層反映させたいと考えた。毎月の管理者会議と営業会議では、その日の議長が自由にテーマを決めて議論する時間を20分間作った。「坂道の凹凸が荷物に悪いという意見から、その区間は高速を使う事にした」など、現場の声を取り上げ、「お互いが何を考えているのか、意思疎通を図る場」として機能している。「皆で決めていい事は、皆で決断する」というのが、社長の方針。その背景には「社員にとって良い会社を目指す」という思いが有る。
今後も社内体制の充実に努め、今以上に「ドライバーが仲間や息子を入れたいと思ってくれる会社にしたい」と話す同社長。「業界が違えば常識も違う」と他業種の勉強会ににも参加するなど、良い会社のかたちを模索し続けていく。
(柴田沙綾)
22歳で同社に戻ってからは、グループ会社の運営や新規営業所の立ち上げに携わってきた。「電話帳を片手に、取引先や協力会社を探した」と、縁のない土地にでの営業に苦労したというが、同業他社からも、「一緒に仕事するうちに信頼され、専属でやりたいとと言ってくれるようになった」と徐々に運営は軌道に乗って行った。
「その頃は、顔を覚えて貰うために週に6日、7日と色々なところに顔を出していた」という同社長。同じ配車係という立場で、一緒に顔を出していた業務部長とは、「切磋琢磨し、しんどいときを一緒に乗り切ってきた。今も安心して社内を任せられる」と話す。他にも、「創業時からのメンバーである常務や、総務部長として勤務する義弟が屋台骨を支えてくれている」と言う。
「会社を創ってくれているのは、こうした経営幹部も含めた社員全員」だとし、「先代同様、大切にしたい」と給料は手渡しにこだわっている。約100人の社員と、給料日をコミュニケーションの機会として大切にしている。
社長に就任してから、社員の声を一層反映させたいと考えた。毎月の管理者会議と営業会議では、その日の議長が自由にテーマを決めて議論する時間を20分間作った。「坂道の凹凸が荷物に悪いという意見から、その区間は高速を使う事にした」など、現場の声を取り上げ、「お互いが何を考えているのか、意思疎通を図る場」として機能している。「皆で決めていい事は、皆で決断する」というのが、社長の方針。その背景には「社員にとって良い会社を目指す」という思いが有る。
今後も社内体制の充実に努め、今以上に「ドライバーが仲間や息子を入れたいと思ってくれる会社にしたい」と話す同社長。「業界が違えば常識も違う」と他業種の勉強会ににも参加するなど、良い会社のかたちを模索し続けていく。
(柴田沙綾)
物流Weekly掲載記事 (372KB)